スペイン、オランダ、現在はノルウェーに暮らす元アンティーク屋の店主のブログ。留学、国際結婚、子供2人との転勤暮らしについて綴ります。


by antiquecadeau
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

子育て IN オランダ

日本でオランダのワークシェアリングについて、話題が上っていると聞いたことがあります。
たしかにオランダでは、ヨーロッパの中でも一番良くワークシェアリングが行き渡っていると言われているようです。
ワークシェアリングは、就労時間の短縮やパートタイム労働、それから早期退職制度の3つがあります。ほとんどの会社がこれらの制度を受け入れています。
フルタイムもパートタイムも正社員として扱われます。そのため休暇やボーナスその他の特典は、すべて働く時間に応じて平等に与えられます。週30時間の人もいれば20時間の人もいる。家庭を持つ女性には最高の職場ですよね。私が会社で働いていた時にも、パートタイムとして32時間働いていました。

そのため、私のボスは私がいない8時間は人に迷惑をかけることになっていましたが、携帯電話やメールなどを利用して何とかまわっていたような気がします。

このように聞くと、ワークシェアリング、とても聞こえが良いのですが、パートタイムへ移行するに当たって全てがスムーズにいったわけではないのです。当初は40時間勤務していたので、8時間分の仕事は本来ほかの人に渡らなくてはいけないのですが、なかなかそうはいかないのが現状で、優先順位を付けて、下のものは時間をなるべく掛けずにこなしていました。ただ毎日5時半には帰宅することが出来たので、夕飯をゆっくり作ったり子供と過ごすことが出来たので、この制度には感謝しています。

日本に住んでいた頃、ヨーロッパへ旅行をして随分ゆっくりとした時間が流れているな、と思ったことを思い出します。きっとこんな生活習慣が時間の流れを変えているのかな、と思います。
もちろん住宅ローン返済が楽なことや、教育費がほとんど掛からないこと、老後のケアが充実していることなど、関わってくると思いますが、やはりオランダ人は何が一番大事なのかを知っているからのような気がします。子供といる生活が一番大事だから、パートタイムにする、とか。これは男性もいっしょ。もちろん仕事は減らないことが多いから、勤務時間の負担は増えるし、子供も保育園からピックアップしなくてはいけないから残業は出来ないなどのプレッシャーはあると思います。
ここの人たちを見習って、今自分に何が大切なのか、考えることの出来る心のゆとりを持っていきたい、とつくづく思います。
[PR]
by antiquecadeau | 2010-07-24 17:08 | オランダの暮らし